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定期預金や株・為替などへの投資は「帯に短し、たすきに長し」

2018年4月25日「水曜日」更新の日記

2018-04-25の日記のIMAGE
 そもそも「投資」とひとくちに言いますが、この言葉にはごく短期的な利益を狙う「投機」と、より長期的な利益確保を狙う「投資」の両方のイメージが含まれます。  このうち、マンション投資をはじめとする各種の不動産投資が適しているのは、後者の「投資」であり、「投機」ではありません。  日本でもバブルの時代には、そうした投機的な不動産投資が行われた歴史がありますが、本来、実物資産である不動産は流通性が比較的乏しく、1分1秒を争うような投機には向きません。  買ったり売ったりしたいときに、必ずしも遅滞なく売買できるわけではないため、短期的な売買のタイミングを合わせることが難しいのです。  常に不動産市場の情報に接しているプロの業者ならともかく、情報も不十分な個人の方が、投機的な不動産投資を行うのは無謀とも言えるでしょう。  このような理由で、不動産投資、なかでもマンションに対して行う投資では、主に安定した家賃収入や生命保険的なメリットを狙って、中長期的に投資を行っていくスタンスが基本になることを、まずは確認したいと思います。  そのうえで、他の中長期的なリターンを狙う投資商品と比べ、マンション投資がどのような面で優れているのかを見ていきましょう。  中長期的なリターンを狙う投資商品にもさまざまありますが、もっとも身近なものは銀行での定期預金です。ほかにも株や投資信託、あるいは外国為替への投資、公社債への投資なども考えられます。  このうち、もっとも身近な投資商品である定期預金について言えば、預金保険制度によって金融機関当たり1000万円までの預金とその金利が国によって保護されています。そのため、安全性という面では抜群です。  投資対象についてあれこれと勉強する必要もありません。  しかし、定期預金ではその安全性の分、投資家の手元に返ってくるリターンはごくわずかにしか設定されていません。  実際、現在での一般的な定期預金の利率は0.02%程度で、1000万円を1年預けても金利は2000円しか付きません。しかも、ここから税金が約2割差し引かれますから、手元に残るのは1800円程度です。  中長期投資では複利効果があるとはいえ、資金を定期預金にしておくだけでは、今後の物価上昇も考慮すれば資産価値が目減りすることさえ危惧される低利率です。現在、政府は年間2%程度の物価上昇をめざすインフレ目標政策を強力に進めていますから、この資産価値の目減りが現実のものとなる可能性は、決して低くないでしょう。  もちろん、定期預金の収益によって老後に必要とされる資金を確保するなど、夢のまた夢、非現実的な話となります。  それでは、もう少し大きなリターンを狙える株や為替への投資はどうでしょうか?  こちらはこちらで、個人の投資家にとってはさまざまな難点が存在する投資法と言えます。  まず株について言えば、大きな利益をあげられるケースもある反面、投資先の企業が倒産すれば、株券が紙くずになることもあるという大きなリスクが存在しています。  それを避けるためには、投資先の企業について常に情報をフォローし、突然の不祥事や収益悪化がないか、あるいはビジネスモデルの陳腐化がないかなどを、日頃から勉強して情報収集しなければなりません。  売買のタイミングについても、市場の状況を確認して株価の動きなどを予測し、高値で投資をしてしまわないよう事前の勉強が欠かせません。  端的に言って、日頃からの投資家本人の勉強や情報収集が必須となる投資法が「株」なのです。  とはいえ、そうして時間を費やして勉強したり情報収集したりしても、株はそのときどきの市況によって価格が大きく変動するため、儲かるか儲からないかはかなりの部分、運に左右されてしまいます。  大きく儲けられる可能性もある反面、損失を出す可能性も大きな「ハイリスク・ハイリターン」な投資法というわけです。  なお、本人が勉強や情報収集の時間を取れない場合には、運用先や売買タイミングの選択をプロに任せる投資信託を購入するという選択肢もありますが、その場合には高額な手数料を取られたり、自分が何に投資しているのかがわかりにくくなったりするというデメリットが出てきます。  外国為替への投資については、基本的には株式への投資と似たような性質があり、これもハイリスク・ハイリターンな投資法のひとつだと考えられるでしょう。  ただし、株の場合には事前にさまざまな情報が公開されている個別の企業に投資するのに対し、為替では各国の通貨に投資します。  通貨価値は、事前にはほとんど情報が公開されない各国金融当局の行動によって大きく変動するため、株以上に運任せな投資という側面があるのは見過ごせません。  不確定な部分が大きいため、安定的な中長期投資をめざす人には、あまりお勧めできない投資法と言えるでしょう。  実際、外国為替の一種であるFX投資では、手持ちの資金より大きな額の負債を抱えてしまう人が珍しくありません。この一事だけを見ても、外国為替への投資が危険性の高いものであるということは、理解して頂けるのではないでしょうか?  中長期での投資商品としては、このほかにも各国の国債や社債など債券への投資が考えられます。  これらについては、株や外国為替よりさらに専門的になるのですが、ざっくりと「日本の国債はほぽ定期預金とイコールなもの」「外国の国債は外国為替に類似したもの」「社債は株と類似したもの」と考えておけば、ほぽ実態と一致するでしょう。  これはかなりざっくりとした説明ですが、細かく説明すると専門的になりすぎるため、ここではあえて大掴みできる程度の説明に留めておきます。

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