HEYA JAM

トップ > 平成30年9月> 23日

コンサルティングパートナーの必要性・重要性

2018年9月23日「日曜日」更新の日記

2018-09-23の日記のIMAGE
「自分も、入居者が引っ越してきたくなるような賃貸マンションをぜひ建てたい。けれど、どうしたらいいかわからない」そんな人は、利害関係を挟まない第三者的な立場の人や会社からアドバイスをもらうことが大切です。その選択肢のひとつが、良いコンサルティングパートナーに協力をあおぐということです。では、良いコンサルティングパートナーとは、どんなパートナーなのでしょうか。まず、大切なのは、前に述べたように「ひもつき」ではないということです。この点については、過去の実績を確認することである程度はわかります。いくつも案件があるのに、すべて建物を建てている場合は、何らかのバイアスがかかっていると考えられるでしょう。過去の実績という意味では、借地の扱いや、立ち退きにいたるまで、さまざまな経験のある会社は、能力が高いといえるでしょう。コンサルティング会社の看板を上げていながら立ち退きは他に任せています」というのでは、話になりません。さらにコンサルタントが、税理士、弁護士、建築士、宅建業、ファイナンシャルプランナー、保険業、これらの専門家の6割の知識を持っていれば理想的です。 また、別の見方として、相手からの提案が、オーナーに対してのものなのか、相談した土地に対してのものなのか、という点にも注目してみるといいでしょう。オーナーの側に立つなら、オーナーの家族構成や各自の年齢、土地以外の資産背景など、すべての情報を得た上で、最もメリットのある方法を導き出そうとするはずです。「相統人はどなたがいるんですか?」「それぞれの関係は良好ですか?」オーナーの利益を考えるなら、そのような質問が出るのが通常です。「息子が2人いるが、その2人の仲がよくないんだよ」という情報を得られれば、1棟だけ残すともめそうだから、2棟建てたほうがよさそうだ、というような提案が出されるかもしれません。また、短期的な資産運用の話だけでなく、二次相続のことまで考えた提案をしてくれるかどうかも、重要な点といえるでしょう。一般的な土地活用の相談相手とされている人たちは、それぞれの都合で提案が異なり、どこも一長一短というのが現実です。大切な資産と家族の幸せを守るには、複雑に絡み合う資産背景や、依頼者の事情などを考慮した上で、第三者的な立場から全体を俯瞰し、一本の横串を通せる存在が不可欠です。あなたの相談相手は、時間軸を考え、依頼主の家族の関係や次世代についても考慮でき、さらに特徴のある賃貸マンションを提案することができるでしょうか?そんなコンサルティングパートナーに出会うことができれば、人生はより豊かで幸せなものになっていくはずです。

このページの先頭へ