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見た目は豪華なのに値段が安い

2018年10月26日「金曜日」更新の日記

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見た目は豪華なのに値段が安いということは……値段が高ければいい家なのか?また、安ければお買い得なのか?-これは誰しも抱く疑問でしょう。不動産の広告でも、まず目が行くところが値段だからです。では、値段を判断する基準とは何なのでしょうか。もちろん、土地の値段が基本にありますから、同じ場所の場合を考えてみましょう。まず、内装が豪華なのに安い値段という場合。例えば、フローリングの床材。厚ければ厚いほど重量感や質感があって豪華だし、防音効果も高くなります。しかし、一平方メートルあたり数千円の差が、一軒分だと何十万になります。外装材や壁材、さらに設備機器についても同様。人造大理石のバスタブはステンレスよりも見栄えがしますが、その分価格もアップします。このことから考えて、仕上げや設備にお金がかかっているにもかかわらず、値段が安いという家は、基礎や骨組みはごく普通、ひょっとすると普通以下という可能性もあるわけです。特に注文住宅の場合、見た目の豪華さを追求すればキリがないし、それだけ価格が上かって当然。高くならないとすれば、どこか見えない部分で手を抜かれているかも。「アレもコレも、サービスで付けておきます」という業者の言葉を決してう呑みにしてはいけません。

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