管理人はだれ！？

2018年12月11日「火曜日」更新の日記

最近は、中古の住宅やマンションを買い、リフォームして住む人が増えているといいます。確かにこれだけ住宅が立ち並ぶ現在、新築の物件より中古物件のほうが立地条件のよいものが揃っているのは事実でしょう。しかも、価格は新築より割安ときてますから、人気が出るのもうなずけます。しかし、たとえリフォームするとしても、立地条件と価格だけで家を決めるわけにはいきません。一戸建てなら、まず建て替えや増築ができるかどうかの法規制のチェックが必要です。これを怠ると、近い将来建て替えるつもりで購入したのに、規制が多くて思うような家が建てられないということにもなりかねません。また、当面そのまま住むつもりなら、手直しに費用がかからず、大きな欠陥のない、あまり古くない物件を選ぶのは当然といえるでしょう。マンションの場合も、欠陥の有無、リフォームの制約について調べるのはもちろんですが、それよりなにより管理のよさが一番のポイントです。この点、中古マンションは新築と違い、実際に管理の状況を見ることができるので安心かもしれません。どんな人が住んでいるのかも事前に知ることが可能です。修繕計画書のチェックも可能ですから、計画通りに修繕が行われているかを調べて、できれば大がかりな修繕を済ませているマンションのほうがお得といえます。