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管理について質問

2018年12月15日「土曜日」更新の日記

2018-12-15の日記のIMAGE
例えば、次のようなことが質問事項になります。・管理費や修繕積立金はいくらか。・管理入は常駐なのか、通いなのか。・その管理会社と不動産業者の関係は。・長期修繕計画は出されているのか。・住民の管理組合はどうなっているのか。この他、管理に関することは何でも、例えば、ペットの飼育の問題(室内用なら飼っていい、あるいは、全面的にダメなど)、ピアノの騒音についての問題(ピアノを弾いていい時間が決められている、あるいは、まったく自由など)、屋上の使用の問題……などなど、気になることがあればどんどん聞いてみたほうがいいでしょう。というのも、販売会社が管理内容や住民のルールを定めた「管理委託契約書」や「使用細則」を手渡してくれるのは契約間際が多いからです。つまり、そのマンションを購入することをほぼ決めた入にしか管理についての説明をしないということ。つまり、質問しないと、事前に教えてくれないのが実状だからです。これらのことを事前に聞いておけば、入居後にがっかりすることもないはずです。そしてもう一つ、マンション居住者と切っても切れない関係にあるのが管理組合です。これは区分所有者全員で組織されるもので、個入の意思にかかわらず、マンションの所有者となった時点で自動的に組合員となります。管理会社は通常、管理組合から仕事を委託されているわけで、実質的な管理者は管理組合、つまりマンションの所有者ということになるのです。ですから、管理費や修繕積立金などの管理組合の貯蓄は、管理組合理事長名義の口座に保管されるのが正しいやり方です。これが管理会社の名義になっていたため、自由に使われてしまったというようなトラブルは実際に起きています。「マンションを竹理する責任はマンション所有者=あなたにある」――このことを忘れて管理会社に任せきりになってしまうのも、ずさんな管理を招く原因です。マンションは所有者全員の共有財産。それぞれが管理についての知識を得ることも大切です。

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